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ベトナム〜海外旅行をするならお薦め〜

ホーチミン市

1998年に初めてベトナムへ行くまで、 ベトナム戦争と貧しさを絵にしたような[禁欲の社会主義国]のイメージしかなかったが、 ホーチミン市<旧南ベトナムサイゴン市>を訪れ、 東洋と西洋が溶け合う街アオザイ姿の女性が風を切り、 道路はバイクに乗った若者にあふれたエネルギッシュな大都会であった。

ベトナムは社会主義国であるが、ドイモイ政策<刷新>の影響で、 経済的発展はめざましいものであったが、 1998年以降は少し足踏み状態にある。

ベトナムに行くには、関西国際空港(関空)からが、直行便で一番早く、 6時間でホーチミンに着く。

独立の父 ホーチミンの銅像前 独立の父 ホーチミンの銅像前で(右が筆者)

コーヒー

ベトナムはコーヒーでは余り知られていないが、 生産量ではブラジルに次ぐ世界第2位の地位を占める様になったが、 近年の低価格で生産調整をし、ブラジル、コロンビアに次ぐ第3位の生産国、輸出国になった。

また、ベトナム式コーヒーの飲み方は、他の国に見られない独特の方法で人気があり、 日本の旅行者がベトナムに行くようになり、東京にまでベトナムコーヒーショップがオープンした。

飲み方はホットでもグラスを使う。 最初にコンデンスミルクをグラスに1/3ほど入れ、 グラスの上にアルミのドリッパーを乗せ、コーヒーを入れ、 ドリッパーに目一杯のお湯をすすぎ、完全に落ち終わったら、 コンデンスミルクをかき混ぜて飲む。

ミルクの甘さとコーヒーのしつこい苦さ(ベトナムロブスター種の特徴)がミックスして、 独特の風味と味を出している。

食べ物

一般的に海外旅行をすると、食事が口に合わないと言う事を良く耳にするが、 ベトナム料理は辛く無く、脂っこく無く、割と薄味で、 香菜を使ったアイテムも多く、日本の若い女性達に人気がある。

代表的な料理に米麺を使ったフォー(日本のラーメンの様なもの)、 ゴイ.クォン(生春巻)などは大変美味しく安い。

またフルーツ天国でもあり、タンロン(ドラゴンフルーツ)、 ミト(ジャックフルーツ)などが何処でも食べられる。

フランスの植民地時代があったせいか、街角やどんな田舎に行っても、 屋台や自転車にフランスパンだけを積んだサンドイッチの店がある。

物価

日本から行くとビックリするくらい物価が安く、お金の使い道がある。

我々8名でコーヒーの産地に行く途中、 ホーチミン市から車で5時間位の小さな町のコーヒーショップ(看板に書いてあったが店は掘っ建て小屋の様なもの)に入り、 皆でベトナム式コーヒーを飲み、お菓子を食べ、アルミのドリッパーを10個ほど買った。 余りにも店主及び奥さん、子供達の愛想がよいので聞いたら、 1ヶ月の売上が60万ドンであり、我々の払った金額が45万ドンであるためと、 外国人はおろか、近所の人しか客はいないらしい。 なぜなら我々を案内したベトナムの人は店に入らなかった。 後で聞いたら、

「我々ベトナム人でも入らない様な店に、なぜ外国人の貴方達が入るのか?」

と、困っていたらしい。

1円=120円で換算
我々が入った店 ホーチミン市内の
ホテルと専門店
コーヒー1杯 2,000ドン(17円) 10,000ドン(84円)
フォー1杯 4,000ドン(35円) 10,000ドン(84円)

観光

海外旅行をするならベトナムがお薦めです。

  • 1.6時間のフライトで行ける。
  • 2.リゾート地が多く、ホテルも一流である。
  • 3.物価が安く、日本人には考えられないほどのお金の使い勝手が
    ある。
  • 4.食べ物が大変美味しく、安く、レストランはともかく、屋台で
    手軽に食べられる。
  • 5.観光する場所も、海岸のリゾート地、メコンデルタのクルーズ、
    少数民族、古都など、東洋と西洋を一緒に体験できる。

海岸のリゾート地 海岸のリゾート地

Ngon(ゴン) qua(クァ)
(おいしい)

記:2003年5月

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