スペシャルティコーヒー豆の店　Akagawa

世界最高級のコーヒー

一般のコーヒーは？

スーパーや通販等で販売されている大部分のコーヒーは、価格競争の下で販売量拡大競争を繰り広げています。 これらのコーヒーを「コマーシャルコーヒー」と呼びます。 これらのコーヒーは味に、どんな不快な味、匂いが有るか否を欠点チェックし、その欠点数の度合いで原料価格を決め取引されます。

スペシャルティコーヒーは、なぜ美味いか？

コマーシャルコーヒーに対して、私がお店で販売しているコーヒーは、 甘さ・酸味の特徴・口に含んだ質感・花のような香りの特徴・果物を思わす風味・チョコレートを思わす苦味など、 風味の際立つ特徴や美味しさ、印象度が感じられスペシャルティコーヒーと呼ばれております。 だからコマーシャルコーヒーよりもずば抜けて美味しいのです。

スペシャルティコーヒーは誰が決めるのか？

世界的にほぼ統一された、スペシャルティコーヒーの評価基準があり、 そのカッピングフォーム（味覚テスト）を取得した審査員が決めます。 1990年代に初めて米国で導入された、スペシャルティコーヒーの評価基準は、 欧州やブラジルなど多くの生産国も導入し、 我が国にも2003年に日本スペシャルティコーヒー協会が設立され、 そのカッピングフォームが導入されました。 ようやくスペシャルテイコーヒーが認知され始めました。

最高のコーヒーに与えられる称号は？

スペシャルティコーヒーの中で、コンペティション（品評会）で最高の評価を受けた コーヒーだけに、カップオブエクセレントいう称号が与えられます。 このコンペティションは、生産国内の品質に自信のある農家から提出された、数百のコーヒーで競われます。 審査は国内の審査員だけで行い数十のコーヒーに絞ります。 そしてアメリカ、ヨーロッパ、日本などの、国際的に認められた品質鑑定士達がその生産国に集まり、 カッピングテスト（味覚審査）を行い、選びます。 カップオブエクセレントの称号を勝ち取ったコーヒーは、国際的にも認められた最高のコーヒーです。

最高のコーヒーはどうやって、取り引きされるのか？

１位から15位くらいまで格付けされ、インターネットオークションにかけられ、 世界中のコーヒーロースターが競り落とします。 したがって、当然高い価格になりますが、年々その品質が評価され、オークション参加者は増えています。

どんなロースターが、競り落とすのか？

カップオブエクセレントの称号を持つコーヒーは、ロット数が15から25俵（60ｋｇ入り）くらいしかありません。 したがって、このような少数しかない最高級のコーヒーを競り落とすのは、 コーヒー自家焙煎店のグループや直営小売店を持つ小規模ロースターがほとんどです。