スペシャルティコーヒー豆の店　Akagawa

人と自然に優しいスペシャルティコーヒー

美味しさ

消費者が価格に左右される均一の味を求めるのではなく、 驚きの味や楽しみ、興奮、風味の多様性をもとめています。 それに応え得るのがスペシャルティコーヒーです。

世界一のコーヒー消費国アメリカでは、かつてコーヒー市場は価格追求型の市場であり、 コーヒーが大変不味くなり、うすくて味も無いようなコーヒー（アメリカンコーヒー）が全盛を占め、 ソフトドリンクのコーラ等に市場を奪われました。 それが最近はスターバックス等の影響で、コーヒー市場は様変わりし、 美味しいコーヒーは高くても売れるようになり、 今ではスペシャルティコーヒーの世界一の消費国になりました。 日本のコーヒー市場は世界的に珍しく、インスタントコーヒー、缶コーヒー、レギュラーコーヒーと別れます。 その内レギュラーコーヒーもリキッドタイプ、コーヒーバッグ等、レギュラーと別れます。 レギュラーコーヒーは主に業務用と家庭用で消費されています。

最近は、若年層のレギュラーコーヒー離れが目立つような気がします。 それは缶コーヒーやソフトドリンクなどの飲料に移っています。 日本のコーヒー市場も数年前のアメリカの様な価格優先の傾向があり、決して美味しいコーヒーとは言えません。 美味しいコーヒーは、他の飲料では決して味わえない、楽しみ、興奮、風味の特性があります。 それが癒し効果を生み、身体に優しさを育みます。

やさしさ

最高の一杯をサービスするために生産環境、特に生態系を守り、 なおかつ生産者の生活も守ることにより、ベストの味が提供し続けられるのです。

コーヒーは、エチオピアの熱帯林で野生していた常緑樹です。 それが赤道を中心に、南北24度のコーヒーベルトと呼ばれる、全ての熱帯諸国で栽培されています。 その地域に住む何百万もの農家にとっては、コーヒーは唯一の換金作物であり、 多くの国々にとってはコーヒーは主要輸出商品であり、開発途上国の経済の重要な柱となっています。

何十億というコーヒーの木、数え切れない品種、異なる土壌、広大な範囲にわたる環境条件、 それら全てがそれぞれに育ち、熟して、場所独特の個性あるコーヒーになります。

それらが熱帯の香りと空気を携えながら、北半球の我々に届き、心を元気にしてくれるのです。

健康

コーヒーは嗜好品としての性質だけでなく、最近は人間の健康にもたらす効能が色々と発表されています。 1000年以上前のアラビアでは、コーヒーは当初生豆を煮沸し、薬として使用され、その薬効で人々に知れ渡りました。 16世紀に入りヨーロッパで焙煎法が発達し、抽出して飲む事により、人々に愛される飲み物になりました。 コーヒーは最近まで、飲み過ぎると癌になる、子供には飲ませたらいけない、など色々巷で言われてきましたが、 最近の研究結果は身体に良いことだらけです。

• ・ コーヒーの香りはリッラクス効果と脳の働きの活性化をもたらす。
• ・ コーヒーの成分のカフェインがストレスを緩和し、運動量を
  増加させる。
• ・ ピロリ菌や大腸菌を激減させるコーヒーは、胃潰瘍、胃ガン、
  食中毒に有効。
• ・ カフェインは脂肪の燃焼を促進し、エネルギー代謝を
  活性化する。
• ・ トリゴネリンが脳神経細胞を活性化させ、痴呆を改善する。
• ・ コーヒーを飲用することにより、めまいや立ちくらみが
  予防できる。
• ・ 善玉コレステロールを増やして動脈硬化を防ぐ。

など沢山の健康に役立つ研究報告がなされています。

最近のテレビ番組で、１日に７杯以上のコーヒーを飲むと痩せる等の報道があるように、 コーヒーは何杯飲んでも身体に害を及ぼすことはありません。

しかし、１日に数杯以上のコーヒーを飲み続けることは大変です。 コーヒーを沢山飲み続けるには、美味しいコーヒーを楽しく飲み、 驚きや興奮に出会うことが、長続きし、健康になる秘訣です。 それを満足させてくれるコーヒーがスペシャルティコーヒーです。