スペシャルティコーヒー豆 AKAGAWA スペシャルティコーヒー豆の店AKAGAWA

Akagawa
スペシャルティコーヒー豆の店

千葉県山武市成東1808-1
 MEGAドン・キホーテ ラパーク成東店1F

営業時間:10:00〜20:00 (平日・土曜日)

09:00〜20:00 (日曜日)

コーヒーの生産と消費

コーヒーベルト

コーヒーは赤道を挟み、南北25度の地域(コーヒーベルト)で栽培されています。 主なコーヒーベルトは、グァテマラを代表とする中米、ブラジルを代表とする南米、 インドネシアを代表とする東南アジア、エチオピアを代表とするアフリカに大別されます。 生産量は少ないが、ジャマイカを代表とするカリブ諸島やハワイなども有名です。

3カ国で世界のコーヒー生産量の50%

世界のコーヒー価格は、ブラジルの生産量に左右されるように、 コーヒー生産量1位がブラジルで世界の全生産量の約35%を占めています。 2位がコロンビア、3位がベトナムで、この両国は生産年度によっては順位が入れ替るくらいほぼ同量で、 この3カ国で全生産量の50%を占めています。 4位がインドネシア、5位がメキシコ、6位がインドで、この3カ国も生産年度によって順位が入れ替わります。 1990年頃まではベトナムのコーヒー生産は、統計に表れないくらい少量でしたが、近年の増産は目を見張る勢いです。

小生産国の生き残り策

しかし、近年のスペシャルティコーヒー(際立つ美味しさのコーヒー)ブームにより、 中南米やアフリカの少量生産国が、品質を重視した生産活動を始め、 今やアメリカ、ヨーロッパ、日本のスペシャルティコーヒー市場から引っ張りだこです。 中米のグアテマラ、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカは国土も狭く、国の大半が高山であり、 小さな生産農家が生き残る為には、美味しいコーヒーを生産し、高く買ってもらうことが彼らの生き残り策なのです。

コーヒーを一番飲む人々は北欧

コーヒーの消費国のトップはアメリカで、2位がドイツ、3位が日本、4位がフランス、5位がイタリアですが、これは輸入量の順位です。 国民一人あたりの年間消費量は、 1位フィンランド1100杯、2位デンマーク1000杯、3位ノルウエー950杯、4位スエーデン850杯と北欧がダントツで、 日本は330杯で17番目くらいです。 ここ20年で日本のコーヒー消費量は、2倍以上の伸びを示したが、近年は伸びが鈍化ししつあります。

日本のコーヒーの将来

輸入量で世界3番目で、国民一人あたりの消費は17番目と、 日本のコーヒー市場は将来的にも伸びて良いはずですが、課題が多いです。 まずは若年層が本当のコーヒーの美味しさを知りません。 缶コーヒーやファーストフードのコーヒーで育っており、コーヒーの本来の美味さを理解できていません。

バブルがコーヒーに与えた影響

現在の50から60才代の方々は、コーヒー専門店隆盛期には、本当に美味しく楽しく、 コーヒーを飲むことが出来た思い出が沢山あると思います。 バブル期から家賃高騰で喫茶店の経営は立ち行かず、バブル崩壊後は経済の不況の波で、 各業界が仕入れ価格の見直しで、味はともかく価格優先の時代に入り、スーパー等の量販店も、 全ての商品が価格優先のデフレ時代に入りました もともとコーヒーは200g 700円から800円が一般的な価格帯でしたが、 量販店のコーヒー価格は500g 498円が一般的になりました。 これは何を意味するかと言うと、日本の人々が美味しいコーヒーに出会う機会が少なくなった事を示しています。

スペシャルティコーヒーの広がり

21世紀に入り、世界的にもコーヒーは、美味しくなければ消費は伸びない、 本当に美味しいコーヒーを、広めようという気運が持ち上がり、 2003年に日本スペシャルティコーヒー協会が設立されました。 スペシャルティコーヒーとは品質(美味しさ)だけを追求し、 コーヒーの生産農園の種子から収穫、精選、焙煎、最後のカップまで、 一貫した品質向上策、品質管理がなされて初めて、際立つ美味しさのコーヒーが、消費者に提供されます。

本当のコーヒーを伝えたくて

< 酸っぱくてもコーヒー、苦くてもコーヒー、飲みにくくてもコーヒー>
そうではないのです。 コーヒーは本来美味しいものなのです。 香り立つコーヒーを口に含んだ心地良さ、飲んだ後のすっきり感、 一杯のコーヒーで心を癒してくれる、そんなコーヒーを皆様に飲んでもらいたくて、 2002年11月、「スペシャルティコーヒー豆の店 Akagawa」をオープンしました。


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