スペシャルティコーヒー豆の店　Akagawa

コーヒーをより美味しく楽しむために

最初から砂糖とミルクは入れない

「チョット待ってください、その山盛りの砂糖とミルク。」 コーヒーを飲むときに最初から、何気なく砂糖とミルクを入れる習慣を少し変えませんか？ コーヒーの最も大きな醍醐味は、香りと風味です。 鼻で感じる香りをアロマ（香り）、口で感じられるものをフレーバー（風味）と呼びます。

コーヒーの癒し効果

砂糖とミルクを入れる前に、まずはアロマを思いっきり吸い込んでみてください。 コーヒーの種類によって色々な香りがします。コーヒーには決して人の嫌がる香りはありません。 コーヒーは飲まないけど、香りは好きと言う人は沢山います。 それはコーヒーの香りが脳を刺激し、癒し効果を生むからです。 何となく花の一種、何かのフルーツ、スパイスの一種の様な香りがします。 是非そんな事を考えながら、一杯のコーヒーと対面してください。

最初はブラックで

そうしたら、今度は優しく対話の時間です。 ブラックのまま口に入れます。 口の中一杯に風味が広がります。 ナッツの様な、チョコレートの様な、キャラメルの様な、花やフルーツの様な出会いに包まれるはずです。

スペシャルテイコーヒーなら、最初に甘みが感じられ、次に柔らかい酸味と舌の上に滑らかな質感が現れるはずです。 喉を通った後の爽やかに消えて行く後味が、心地よい時間をもたらしてくれます。

ここで砂糖を入れる

もうここまで来たら、３分の１は飲んでいます。 さあここで砂糖の出番です。 スペシャルティコーヒーの甘みや、酸味、質感が砂糖の出番を嫌がります。 彼等と旨くつき合うには、砂糖は出しゃばりすぎない様に、スプーン半分にしてみて下さい。 きっと自然の甘みと、酸味と質感が砂糖とマッチングして、バランスのとれた心地よい調和と時間をもたらしてくれます。

一滴のミルク

さあもう、コーヒーも残り少なくなりました。 ここで一寸、いたずらをしてみましょう。 一滴のミルクを加えてやり、コーヒーにお化粧です。 どうです？また新たな美人に変身したでしょう。 すっきりとした味に変身しています。

最後はコーヒーも冷めてはいるが、最初の熱い内に飲んだ、焼けるような情熱と違い、最後は冷たさの漂う貴婦人です。 一杯のコーヒーとのデートは、こうして始まり最後まで色々に変化して別れを告げます。 だから直ぐに会いたくなります。

店長おすすめコーヒー

お客様が一杯のコーヒーに、物語を見いだせるように、 常に「スペシャルティコーヒー豆の店 Akagawa」では、 原料豆コーヒー探し、最もそのコーヒーの個性を出せる様に焙煎し、お客様が満足頂ける様に抽出しています。

当店にお出での節は、是非＜本日の店長おすすめコーヒー＞をお求め頂くか、お飲み下さい。